建物状況調査の目的は建物の基礎的な確認

建物状況調査の目的は建物の基礎的な確認

住宅の建築をする場面において、建物状況調査はとても重要になります。
また建築をする場面でなくても、例えば中古住宅を購入する場面では、建物状況調査は大事である事は言うまでもありません。
基本的に、その建物に安全性が伴っているかどうかや耐震性等がどの程度備わっているかを見ていくわけです。
法律の基準以下の場合は論外なりますが、基準以上の場合であっても、必ずしも安全と言うわけではありません。
例えば、建築基準法で定められている耐震性に関しては、必要最低限のものが定められているだけで、はっきり言えばそれだけでは足らない可能性が高いです。
特に大きな揺れが何度も遅く場合には、建物自体に異変が生じる可能性も少なくありません。
このような場合、建物の状況を調査する会社にお願いし診てもらうのが安心の第一歩になります。
保土ヶ谷であっても、基礎的な部分しか確認しなくても問題ありません。
それ故、あまり大がかりに行わなくても自分といえますので必要最低限のことだけしておくべきです。

建物状況調査で建物の耐力・雨水浸入防止機能を知る

一見新品のように綺麗に見える建物でも、その中はすごく劣化が進んでいる、ということがあります。
実は窓などの開口部に問題があり、大雨が降ってきたときに雨水がチョロチョロと室内に浸入してくるかもしれません。
実は基礎や床版に問題があり、建物の耐力に問題があるかもしれません。
しかし、私たち素人は、実際に災害が起きてからでないとこうした問題に気づくことが出来ないのです。
そこで、取り返しのつかない被害が出る前に私たちが行うべきなのが、建物状況調査(インスペクション)です。
建物状況調査とは、国の定める講習を修了した建築士が、公正な第三者として、見た目だけでは判断することの難しい、建物の基礎など構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分を検査し、ひび割れ・雨漏りなどの劣化・不具合がないかを確認する調査です。
建物状況調査をすることで、その建物の正確な安全性を把握することが出来るので購入の判断材料にできる、建物購入後のメンテナンスの見通しが立てやすいといったメリットがあります。
特に日本は地震の多い国なので、自分の身の安全をまもるためにも、まずは本来自分を守ってくれるはずの建物が本当に安全なのかを知ることが重要です。

著者:只野昭彦

筆者プロフィール

静岡県静岡市生まれ。
業者として数多くの建物の状況調査を実施。
自分の経験から建物状況調査についてまとめました。